ID:614
上顎前突(出っ歯)
空隙歯列(隙っ歯)
過蓋咬合(深いかみ合わせ)
初診時9歳の男子で出っ歯と歯と歯の間の空隙を主訴として来院されました。検査の結果、上顎正中離開を伴うアングルⅡ級1類不正咬合と診断しました。
まず前期(Ⅰ期)治療として歯列矯正用咬合誘導装置(マイオブレース)で下顎の前方成長を促しました。その後、固定式上顎大臼歯後方移動装置(GMD)で上下顎臼歯の前後的関係を正しくしました。
後期治療は非抜歯の上、エッジワイズ装置(セラミックブラケット(InVu))で、過蓋咬合の改善と歯の配列を行いました。治療期間は前後期合わせて5年9ヶ月でした。通院回数:53回。
歯列矯正を始めるに当たって、後戻り・失活・虫歯(歯周病)・歯根吸収・ブラックトライアングル・歯肉退縮・顎関節症などのリスクがあることを説明し、患者さんには十分ご理解頂いた上で治療を行いました(以下もご覧ください)。また、別ページにある【矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用について】もご覧ください。
費用 基本料金:710,000円 調節料:5,000円/月
※記載している治療費用は、治療当時の価格(税抜価格表示)となります。現在の費用は治療費のページでご確認くださいませ。