ID:581
叢生(乱ぐい歯)
上顎前突(出っ歯)
乱ぐいを主訴として来院された、9才女子です。検査の結果、上下顎前歯部叢生を伴うアングルⅡ級不正咬合と診断しました。先ず前期治療として、上顎はクォードヘリックスで、下顎はバイヘリックスで歯列の側方拡大を行いました。その後、セクショナルアーチで上顎前歯部の配列を行いました。また、後期治療ではセルフライゲーションブラケット装置(デーモンシステム)を用いて非抜歯矯正を行いました。途中で固定式上顎大臼歯後方移動装置(GMD)を追加し、大臼歯の前後関係Ⅰ級にしました。治療期間は前後期合わせて6年4ヶ月でした。通院回数:71回。
歯列矯正を始めるに当たって、後戻り・失活・虫歯(歯周病)・歯根吸収・ブラックトライアングル・歯肉退縮・顎関節症などのリスクがあることを説明し、患者さんには十分ご理解頂いた上で治療を行いました(以下もご覧ください)。また、別ページにある【矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用について】もご覧ください。
費用 基本料金:670,000円 調節料:5,000円/月
※記載している治療費用は、治療当時の価格(税抜価格表示)となります。現在の費用は治療費のページでご確認くださいませ。