ID:336
上顎前突(出っ歯)
過蓋咬合(深いかみ合わせ)
埋伏歯
欠損歯
初診時11歳の女子で、正中離開を主訴として来院されました。検査したところ、過蓋咬合と下顎に先天的欠如歯を伴う、骨格性上顎前突と診断されました。また、左右の上顎の犬歯(3番目の歯)が、中切歯(1番目の歯)と側切歯(2番目の歯)の間に埋伏し、その位置は側切歯(2番目の歯)と逆転していました。治療としましては、埋伏していた上顎犬歯を開窓し、本来の位置へ動かしました。下顎の先天的欠如部には、スペースを作りましたので、将来、人工の歯を入れる予定です。治療期間は前後期合わせて7年6ヶ月でした。通院回数:96回。
歯列矯正を始めるに当たって、後戻り・失活・虫歯(歯周病)・歯根吸収・ブラックトライアングル・歯肉退縮・顎関節症などのリスクがあることを説明し、患者さんには十分ご理解頂いた上で治療を行いました(以下もご覧ください)。また、別ページにある【矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用について】もご覧ください。
費用 基本料金:560,000円 調節料:5,000円/月
※記載している治療費用は、治療当時の価格(税抜価格表示)となります。現在の費用は治療費のページでご確認くださいませ。