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上顎前突(出っ歯)
初診時年令7歳の男子で、出っ歯を主訴として来院されました(骨格性上顎前突症と診断)。先ずは前期治療(Ⅰ期治療)として、サービカルヘッドギアーにて大臼歯の遠心移動を行いました。ヘッドギアーがよく効いたため、上顎前歯部のスペースが大きくなりました。そこでセクショナルアーチを装着し、上顎前歯部のみ配列しました。
その後、13才時より非抜歯で後期治療(Ⅱ期治療)を行いました。セルフライゲーションブラケット装置(デーモンシステム)使用して、上顎前歯部を後退させながら歯を並べました。
横顔の変化に注目して下さい。歯の後退により、口元もキレイになりました。治療期間は前後期合わせて7年8ヶ月でした。通院回数:64回。
歯列矯正を始めるに当たって、後戻り・失活・虫歯(歯周病)・歯根吸収・ブラックトライアングル・歯肉退縮・顎関節症などのリスクがあることを説明し、患者さんには十分ご理解頂いた上で治療を行いました(以下もご覧ください)。また、別ページにある【矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用について】もご覧ください。
費用 基本料金:560,000円 調節料:5,000円/月
※記載している治療費用は、治療当時の価格(税抜価格表示)となります。現在の費用は治療費のページでご確認くださいませ。