ID:299
叢生(乱ぐい歯)
前歯部不正(交叉咬合など)
初診時11歳の女子で、八重歯と乱ぐいを主訴として来院されました(上顎犬歯の唇側転位を伴う叢生と診断)。治療としましては、まず固定式上顎大臼歯後方移動装置(GMD)という装置で、上下大臼歯の前後的ズレを改善しました。その後、前から数えて4番目の歯である上下左右の第一小臼歯、計4本を抜歯し、セルフライゲーションブラケット装置(デーモンシステム)にて歯を真っ直ぐに並べました。治療期間は4年でした。通院回数:48回。
歯列矯正を始めるに当たって、後戻り・失活・虫歯(歯周病)・歯根吸収・ブラックトライアングル・歯肉退縮・顎関節症などのリスクがあることを説明し、患者さんには十分ご理解頂いた上で治療を行いました(以下もご覧ください)。また、別ページにある【矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用について】もご覧ください。
費用 基本料金:660,000円 調節料:5,000円/月
※記載している治療費用は、治療当時の価格(税抜価格表示)となります。現在の費用は治療費のページでご確認くださいませ。