ID:298
前歯部不正(交叉咬合など)
叢生(乱ぐい歯)
初診時8歳の女子で、前歯部の交叉咬合を気にして来院されました(叢生を伴う前歯部交叉咬合と診断)。
前期治療としましては、先ずはリンガルアーチを使用して、上顎中切歯を前方へ移動させ、交叉咬合を改善しました。その後、上下歯列の側方拡大を行い、永久歯を並べるための場所を確保しました。
後期治療ではセルフライゲーションブラケット装置(デーモンシステム)を使用し、永久歯を並べました。
前後期合わせて治療期間は5年3ヶ月かかりましたが、そのうち、後期治療の期間は1年9ヶ月でした。通院回数:48回。
歯列矯正を始めるに当たって、後戻り・失活・虫歯(歯周病)・歯根吸収・ブラックトライアングル・歯肉退縮・顎関節症などのリスクがあることを説明し、患者さんには十分ご理解頂いた上で治療を行いました(以下もご覧ください)。また、別ページにある【矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用について】もご覧ください。
費用 基本料金:630,000円 調節料:5,000円/月
※記載している治療費用は、治療当時の価格(税抜価格表示)となります。現在の費用は治療費のページでご確認くださいませ。