ID:296
叢生(乱ぐい歯)
初診時45歳の女性で、乱ぐい状態を主訴として来院されました。上顎右側の大臼歯関係に問題があり、上顎右側犬歯が歯列より飛び出していました(上顎犬歯の唇側転位を伴う叢生と診断)。治療としましては、まず固定式上顎大臼歯後方移動装置(GMD)により、正しい前後的大臼歯関係を獲得しました。その後、セルフライゲーションブラケット装置(デーモンシステム)により歯の配列を行い、一本も歯を抜くことなく治療終了しました。治療期間は3年5ヶ月でした。通院回数:39回。
歯列矯正を始めるに当たって、後戻り・失活・虫歯(歯周病)・歯根吸収・ブラックトライアングル・歯肉退縮・顎関節症などのリスクがあることを説明し、患者さんには十分ご理解頂いた上で治療を行いました。
費用 基本料金:670,000円 調節料:5,000円/月
※記載している治療費用は、治療当時の価格(税抜価格表示)となります。現在の費用は治療費のページでご確認くださいませ。