ID:274
上顎前突(出っ歯)
叢生(乱ぐい歯)
欠損歯
初診時25歳の女性で、出っ歯を主訴として来院されました。検査の結果、骨格性の上顎前突症と診断しました。
治療としましては、上顎左右側切歯(2番目の歯)、計2本を抜歯して治療を行いました。通常なら前から4番目の第一小臼歯を抜歯するところですが、上顎左側側切歯の根尖に病気があったこと、抜くなら左右対称が望ましいことが、その理由です。
また、下顎は右側第二小臼歯(5番目の歯)が先天欠如しており、その部位に人工歯が装着されていました。その人工歯を撤去して、下顎の歯を並べました。
使用した装置は、エッジワイズ装置でした。治療期間は2年7ヶ月でした。通院回数:35回。
歯列矯正を始めるに当たって、後戻り・失活・虫歯(歯周病)・歯根吸収・ブラックトライアングル・歯肉退縮・顎関節症などのリスクがあることを説明し、患者さんには十分ご理解頂いた上で治療を行いました(以下もご覧ください)。また、別ページにある【矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用について】もご覧ください。
費用 基本料金:560,000円 調節料:5,000円/月
※記載している治療費用は、治療当時の価格(税抜価格表示)となります。現在の費用は治療費のページでご確認くださいませ。