ID:271
下顎前突(受け口)
叢生(乱ぐい歯)
欠損歯
初診時年令48歳の女性で、受け口と乱ぐいを主訴として来院されました(叢生を伴う反対咬合と診断)。下顎右側臼歯部には歯の喪失に伴う大きな空隙がありました。一本でも多くの歯を残したいのに、矯正で歯を抜くことは避けたいことでした。そこで、下顎右側の頬棚に歯科矯正用アンカースクリューを植立し、これを土台とすることで、歯を抜くことなく矯正しました。使用装置はセルフライゲーションブラケット装置(デーモンシステム)で、その後、補綴処置を行い現在の歯並びになりました。治療期間は1年10ヶ月でした。通院回数:26回。
歯列矯正を始めるに当たって、後戻り・失活・虫歯(歯周病)・歯根吸収・ブラックトライアングル・歯肉退縮・顎関節症などのリスクがあることを説明し、患者さんには十分ご理解頂いた上で治療を行いました(以下もご覧ください)。また、別ページにある【矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用について】もご覧ください。
費用 基本料金:660,000円 調節料:5,000円/月
歯科矯正用アンカースクリュー:25,000円
※記載している治療費用は、治療当時の価格(税抜価格表示)となります。現在の費用は治療費のページでご確認くださいませ。