ID:260
その他
開咬
初診時13歳の女性で犬歯が生えてこないことを主訴として来院されました。上顎右側犬歯が骨の中に埋伏し、その影響で、右側小臼歯部が開咬状態になっていました(小臼歯部開咬を伴う犬歯埋伏と診断)。治療としましては、セルフライゲーションブラケット装置(デーモンシステム)で上顎右側犬歯部のスペースを確保しながら、手術により、骨と歯肉に窓を開け(開窓術)、犬歯を引っ張り出しました。その後、上下全歯を配列しました。治療期間は2年7ヶ月でした。通院回数:36回。
歯列矯正を始めるに当たって、後戻り・失活・虫歯(歯周病)・歯根吸収・ブラックトライアングル・歯肉退縮・顎関節症などのリスクがあることを説明し、患者さんには十分ご理解頂いた上で治療を行いました(以下もご覧ください)。また、別ページにある【矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用について】もご覧ください。
費用 基本料金:670,000円 調節料:5,000円/月
※記載している治療費用は、治療当時の価格(税抜価格表示)となります。現在の費用は治療費のページでご確認くださいませ。