ID:240
上顎前突(出っ歯)
叢生(乱ぐい歯)
初診時8歳11ヶ月の女児で、上顎前突を主訴として来院されました。検査の結果、前歯部叢生を伴う骨格性上顎前突症と診断しました。永久歯列完成時のスペース不足も予見できたため、先ずはⅠ期治療としてクアッドヘリックスにより歯列の側方拡大から開始しました。その後ヘッドギアーと咬合斜面板を用いて前後的な歯列の改善を行いました。Ⅱ期治療では、非抜歯で緊密な咬合を得るべく、エッジワイズ装置で歯の配列を行いました。治療期間は前後期合わせて7年11ヶ月でした。通院回数:65回。
歯列矯正を始めるに当たって、後戻り・失活・虫歯(歯周病)・歯根吸収・ブラックトライアングル・歯肉退縮・顎関節症などのリスクがあることを説明し、患者さんには十分ご理解頂いた上で治療を行いました(以下もご覧ください)。また、別ページにある【矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用について】もご覧ください。
費用 基本料金:610,000円 調節料:5,000円/月
※記載している治療費用は、治療当時の価格(税抜価格表示)となります。現在の費用は治療費のページでご確認くださいませ。