ID:220
上顎前突(出っ歯)
叢生(乱ぐい歯)
過蓋咬合(深いかみ合わせ)
初診時9歳の女児で出っ歯を主訴としていました。検査の結果、過蓋咬合と叢生を伴う上顎前突と診断しました。下顎右側犬歯が萌出するためのスペースが全くありませんでした。前期治療としましては、上下歯列の側方拡大を行いながら、ヘッドギアにより上顎の成長抑制を行いました。永久歯配列のためのスペースができ、臼歯がⅠ級の関係になりましたので、後期治療は、非抜歯の上、セルフライゲーションブラケット装置(デーモンシステム)で行いました。その結果、全ての歯がキレイに並んだだけでなく、口元が後退し、横顔の印象がとても良くなりました。治療期間は前後期合わせて5年でした。通院回数:40回。
歯列矯正を始めるに当たって、後戻り・失活・虫歯(歯周病)・歯根吸収・ブラックトライアングル・歯肉退縮・顎関節症などのリスクがあることを説明し、患者さんには十分ご理解頂いた上で治療を行いました(以下もご覧ください)。また、別ページにある【矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用について】もご覧ください。
費用 基本料金:660,000円 調節料:5,000円/月
※記載している治療費用は、治療当時の価格(税抜価格表示)となります。現在の費用は治療費のページでご確認くださいませ。