ID:128
上顎前突(出っ歯)
過蓋咬合(深いかみ合わせ)
初診時18歳の女性で出っ歯を主訴として来院された患者様です。検査の結果、過蓋咬合を伴う上顎前突症と診断しました。当初抜歯ケースとして治療をする予定でしたが、抜歯せずにエッジワイズ装置でレベリングを開始したところ、上顎前突がかなり良くなりました。そこで、固定式上顎大臼歯後方移動装置(GMD)により大臼歯の後方移動を行い、非抜歯治療に切り替えました。
結果的に、成人の非抜歯治療にもかかわらず、上顎前突が改善し、側貌の口元の突出も改善されました。また、左右の噛み合わせのズレ、正中のズレもありましたが、治療後は一致しております。治療期間は2年3ヶ月でした。通院回数:29回。
こちらの症例は、『治療内容-治療例 治療例3』でも詳しく解説しています。
歯列矯正を始めるに当たって、後戻り・失活・虫歯(歯周病)・歯根吸収・ブラックトライアングル・歯肉退縮・顎関節症などのリスクがあることを説明し、患者さんには十分ご理解頂いた上で治療を行いました(以下もご覧ください)。また、別ページにある【矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用について】もご覧ください。
費用 基本料金:660,000円 調節料:5,000円/月
※記載している治療費用は、治療当時の価格(税抜価格表示)となります。現在の費用は治療費のページでご確認くださいませ。