ID:126
前歯部不正(交叉咬合など)
叢生(乱ぐい歯)
初診時9歳の女性で、前歯の一部が逆になっていることを主訴として来院されました。検査の結果、叢生を伴う前歯部交叉咬合と診断しました。前期治療としてリンガルアーチにより舌側転位していた上顎右側中切歯を唇側移動させました。その後、上顎はQ.H.で、下顎はB.H.で歯列の側方拡大を行い、非抜歯矯正治療を行いました。拡大後は、エッジワイズ装置により、上下の歯が緊密に噛み合うよう、後期の矯正治療を行いました。治療期間は前後期合わせて4年1ヶ月でした。通院回数:38回。
歯列矯正を始めるに当たって、後戻り・失活・虫歯(歯周病)・歯根吸収・ブラックトライアングル・歯肉退縮・顎関節症などのリスクがあることを説明し、患者さんには十分ご理解頂いた上で治療を行いました(以下もご覧ください)。また、別ページにある【矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用について】もご覧ください。
費用 基本料金:660,000円 調節料:5,000円/月
※記載している治療費用は、治療当時の価格(税抜価格表示)となります。現在の費用は治療費のページでご確認くださいませ。