ID:588
前歯部不正(交叉咬合など)
叢生(乱ぐい歯)
初診時年齢8才の女子で、上顎2番の歯並びの不正を気にして来院されました。検査の結果、前歯部交叉咬合と軽度の上下顎前歯部叢生を伴うアングルⅠ級不正咬合と診断しました。
前期治療として、上顎は前歯部セクショナルアーチと拡大床装置を装着して、下顎はバイヘリックスで歯列を側方拡大しました。その結果、永久歯交換するためのスペースを確保できました。
後期治療として、非抜歯の上、インビザラインで全歯を配列しました。ただし、上下前歯部は歯と歯の間を0.3mmずつ削りました。
治療期間は前後期合わせて5年6ヶ月でした。通院回数:53回。
歯列矯正を始めるに当たって、後戻り・失活・虫歯(歯周病)・歯根吸収・ブラックトライアングル・歯肉退縮・顎関節症などのリスクがあることを説明し、患者さんには十分ご理解頂いた上で治療を行いました(以下もご覧ください)。また、別ページにある【矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用について】もご覧ください。
費用:基本料金 760,000円、診察料 5,000円/月
※記載している治療費用は、治療当時の価格(税抜価格表示)となります。現在の費用は治療費のページでご確認くださいませ。