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33歳 男性 永久歯列 抜歯 (抜歯部位:上顎その他)

ID:564

上顎前突(出っ歯)

叢生(乱ぐい歯)

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初診時33歳6ヶ月の男性で、出っ歯を気にして来られました。上顎前突と診断し、上顎のみの抜歯ケースとして治療しました。抜歯部位は上顎右側4番、上顎左側1番としました。前歯を抜歯したのは、処置済みの失活歯だったためです。
治療中、上顎右側6番と上顎左側7番が破折してしまったので、予定外ではありましたが、残せないため抜歯しました。
アンカーとなる大臼歯が少ないという不利な条件の中、歯科矯正用アンカースクリューのお陰で、上顎前歯の後退ができました。口元も後退し、良好な横顔となりました。使用した装置はエッジワイズ装置(セラミックブラケット(InVu))で、治療期間は3年5ヶ月でした。通院回数:45回。

歯列矯正を始めるに当たって、後戻り・失活・虫歯(歯周病)・歯根吸収・ブラックトライアングル・歯肉退縮・顎関節症などのリスクがあることを説明し、患者さんには十分ご理解頂いた上で治療を行いました(以下もご覧ください)。また、別ページにある【矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用について】もご覧ください。

費用 基本料金:710,000円 調節料:5,000円/月
歯科矯正アンカースクリュー:50,000円


※記載している治療費用は、治療当時の価格(税抜価格表示)となります。現在の費用は治療費のページでご確認くださいませ。

症例画像

初診時

動的治療終了時

歯列矯正を始めるに当たって、以下のリスクと副作用があることを説明し、患者さんには十分ご理解頂いた上で治療を行いました

  • ①後戻り歯並びを治しても、後戻りが生じる場合があります。
  • ②失活歯は生きていますが、何らかの原因によって歯が死ぬことがあり、黒く変色してしまいます。
  • ③虫歯・歯周病虫歯・歯周病ともに細菌による感染症です。矯正装置のせいで、これらに罹患しやすくなります。
  • ④歯の根が短くなることがある(歯根吸収)歯の根が短くなることがあります。
  • ⑤ブラックトライアングル歯と歯の間の歯肉が下がり、歯間が黒い三角形に見えることがあります。
  • ⑥歯肉退縮歯の移動とともに歯を支えている骨が壊れてしまうことがあります。そのせいで、表面を覆っている歯肉が下がって歯根の一部が露出したり、歯肉が裂けたように見えたりします。
  • ⑦顎関節症矯正治療中、「アゴが鳴る」、「アゴが痛い」、「口が開きにくい」といった症状(顎関節症の3大症状)が出てしまう場合があります。
  • ⑧過成長成長期の受け口の患者さんの場合、下顎の成長を抑えられないことがあります。
  • ⑨金属アレルギー矯正装置には様々な金属が使用されています。体質によっては、金属アレルギーを起こす場合があります。

別ページにある【矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用について】もご覧ください。

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