ID:313
下顎前突(受け口)
叢生(乱ぐい歯)
埋伏歯
過剰歯
初診時7歳の男子で、受け口を主訴として来院されました。検査の結果、骨格性の下顎前突と診断しました。上顎の真ん中に、過剰歯が2本ありましたので、その歯を抜いてから矯正治療を始めました。先ずは、上顎拡大装置と上顎牽引装置(プロトラクター)を併用して受け口の改善を行いました。その後、上顎犬歯の萌出スペースが足りなかったため、セクショナルアーチでそのスペースをつくり、犬歯を並べました。以上で前期治療(Ⅰ期治療)を終了しました(12歳)が、その後は下顎の成長により受け口が再発しないか16歳まで観察しました。また、後期治療(Ⅱ期治療)を希望されなかったため終了としました。治療期間は6年3ヶ月でした。通院回数:41回。
歯列矯正を始めるに当たって、後戻り・失活・虫歯(歯周病)・歯根吸収・ブラックトライアングル・歯肉退縮・顎関節症などのリスクがあることを説明し、患者さんには十分ご理解頂いた上で治療を行いました(以下もご覧ください)。また、別ページにある【矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用について】もご覧ください。
費用 基本料金:360,000円 調節料:5,000円/月
※記載している治療費用は、治療当時の価格(税抜価格表示)となります。現在の費用は治療費のページでご確認くださいませ。