ID:230
叢生(乱ぐい歯)
上顎前突(出っ歯)
初診時10歳の男子で、上下顎前歯部の叢生を主訴として来院されました。上顎犬歯の萌出スペースもなく、将来的には八重歯になる可能性が大きく、また、骨格的には上顎前突でした(叢生を伴う骨格制上顎前突と診断)。前期治療としましては、上顎はQHで下顎はBHを使用し、上下顎歯列を拡大しました。その後、斜面板を使用して下顎を前方へ誘導しました。後期治療では、非抜歯の上、セルフライゲーションブラケット装置(デーモンシステム)を利用して歯の配列を行いました。前期の治療期間は3年4ヶ月、後期の治療期間は2年3ヶ月でした。通院回数:61回。
歯列矯正を始めるに当たって、後戻り・失活・虫歯(歯周病)・歯根吸収・ブラックトライアングル・歯肉退縮・顎関節症などのリスクがあることを説明し、患者さんには十分ご理解頂いた上で治療を行いました(以下もご覧ください)。また、別ページにある【矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用について】もご覧ください。
費用 基本料金:660,000円 調節料:5,000円/月
※記載している治療費用は、治療当時の価格(税抜価格表示)となります。現在の費用は治療費のページでご確認くださいませ。