ID:131
開咬
初診時22歳の女性で、前歯が噛み合わないことを主訴として来院されました。検査の結果、重度の開咬症と診断しました。以前なら、外科矯正が適応のケースです。しかし、最近では、歯科矯正用アンカースクリューとよばれる小さなネジを骨に埋め込み、それを固定源として上顎の奥歯を上方(骨の中に歯がめり込む方向)へ移動させることが可能になりました。それにより、前歯が噛み合うまで上下の奥歯が当たらなくなり、開咬を改善することができました。治療期間は、1年でした。通院回数:13回。
こちらのケースは、『治療内容-治療例 治療例4』で詳細をご覧頂けます。
歯列矯正を始めるに当たって、後戻り・失活・虫歯(歯周病)・歯根吸収・ブラックトライアングル・歯肉退縮・顎関節症などのリスクがあることを説明し、患者さんには十分ご理解頂いた上で治療を行いました(以下もご覧ください)。また、別ページにある【矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用について】もご覧ください。
費用 基本料金:710,000円 調節料:5,000円/月
歯科矯正用アンカースクリュー:50,000円
※記載している治療費用は、治療当時の価格(税抜価格表示)となります。現在の費用は治療費のページでご確認くださいませ。