医療とは本来、命を守り、命に寄り添うものでしたが、ほとんどの方が長生きできる時代にあっては、命より健康の方に重きが置かれるようになりました。そして更に今、よりよく生きるための医療が注目されています。
以前の矯正歯科は歯科の中でもとてもマイナーでした。しかし、矯正治療を受けられる方が増えていき、徐々に注目されるようになったのも、生活に余裕ができ、『よりよく生きる』が社会全体のテーマになっているからだと思います。
歯列矯正治療により歯並びがキレイになると、歯みがきがしやすくなって虫歯・歯周病予防に繋がります。また、最近では、人間本来の呼吸である鼻呼吸指導にも力を入れ、その結果、お口の健康だけでなく身体全体の健康にも貢献できています。更に、歯並びの見た目がよくなることは自信につながり、よりよく生きることに繋がっていきます。
私は平成元年に大阪大学を卒業して以来、矯正歯科一筋で技術を磨いてきました。そのお陰で、患者さんの人生をよい方向へ変えてきたという自負がございます。性格が明るくなって、何事も前向きになった子供さんや、学業の成績まで伸びた子供さんなど、皆さんキラキラ輝いていきました。また、歯並びの悪さを気にしながらも治療を諦めかけていた大人の方も、キレイな歯並びを手に入れられ、その後の充実した人生を予感させてくれました。
このように皆さんが笑顔になられるお手伝いができ、私達自身も笑顔になり、よりよく生きられている事を実感できています。これからも、一人でも多くの方がそうなられますよう、私達は顔晴って(がんばって)まいります。
P.S. 『何のために歯列矯正をするのか?』というコラムも併せてご覧頂ければ幸いです。
ジョイスマイル矯正歯科
理事長・院長 柴口 竜也