豊中千里中央駅前 ジョイスマイル矯正歯科 > 治療内容 > 裏側からの矯正治療 リンガルブラケット矯正装置(インコグニート)

裏側からの矯正治療 リンガルブラケット矯正装置(インコグニート)

ヨーロッパ生まれの裏側矯正システム
オーダーメイドによる裏側矯正システム
優れた快適性と結果を求めたシステム

リンガルブラケット矯正装置(インコグニート)とはドイツ人歯科医師であるDr. Dirk Wiechmannが開発したオーダーメイドの舌側矯正(リンガル矯正)システムです。舌側矯正とは、歯の裏側に着けて見えない矯正治療のことを言いますので、一般の人には、『裏側矯正』、『見えない矯正』といった方が分かりやすいでしょう。

成人の矯正患者数が増えているなか、見えない矯正治療を求める方も増えています。しかし、裏側矯正は大きくて違和感が強かったり、表側矯正と比べて優れた治療結果を得にくかったりと、日本ではあまり普及してこなかったという経緯があります。

そんな中、リンガルブラケット矯正装置(STbリンガル)、 リンガルブラケット矯正装置(クリッピーL)という小振りな裏側矯正装置が登場し、違和感が随分と減少しました。また、これらの装置は、治療初期にワイヤーとの間に発生する摩擦を抑えることが可能で、治療期間短縮にも改善が認められました。

リンガルブラケット矯正装置(インコグニート)と既存の裏側装置の比較

しかし、リンガルブラケット矯正装置(STbリンガル)、 リンガルブラケット矯正装置(クリッピーL)というレディメイドの装置を歯の裏側につけると接着剤の厚みがでてしまいます。歯の裏側形態には個人差が大きく、接着剤は単にくっつけるだけでなく、形態修正のために使用されているからです。また、操作性を優先して、屈曲箇所を減らしたワイヤーを装着するには、装置を歯から更に離す必要があります。これでは、せっかく小振りな装置でも、全体として厚みが増し、舌感が悪くなってしまいます。また、歯の軸からワイヤーが通る溝(スロット)までの距離が増加し、歯の移動時におけるコントロール性能にも悪影響を及ぼします。これらの欠点を解決するには、個人個人の歯の裏側形態に合わせて装置をオーダーメイドし、ワイヤーも歯の直近を通るように複雑に屈曲する必要があります(左図)。

オーダーメイドによる世界に一つだけの装置とワイヤー

リンガルブラケット矯正装置(インコグニート)では、貴金属によりオーダーメイドのベース(歯の裏側と接着する部分)を作製し、ワイヤーの通るスロットから歯面までの距離を最小にすることに成功しました。これにより、舌感を改善しながら、歯のコントロール性能を高めることも可能になりました。また、治療目的に合わせた装置のデザインまでオーダーすることができ、各個人の状態にきめ細かく対応できます(右図1~4)。更に、ロボットが複雑かつ正確に屈曲したワイヤー(右図5)と、スロットの誤差が10μmという非常に正確な装置を組み合わせることにより、極めて正確な歯の移動にも成功しました。このような超精密な矯正装置を開発できたのも、ベンツやBMWといった車を作り出したドイツ人の国民性とも無関係でないはずです。

他のメリットも合わせて、下記にメリット・デメリットについてまとめておきます。

◎ リンガルブラケット矯正装置(インコグニート)のメリット

表側から見えない

裏側矯正の最大のメリットは表側から見えないことです。

舌の違和感が少なく、発音の問題が起こりにくい

オーダーメイドにより歯面からの厚みが小さくなるようにできています。また、完全な研磨が行われています。これらにより、違和感・発音障害が起こりにくく、口内炎もできにくくなっています。

咀嚼障害が起こりにくい

裏側矯正では、上の歯の噛み合う面に装置があり、食事の際に下の歯が装置に当たってしまい、咀嚼障害が起こりやすいのです。リンガルブラケット矯正装置(インコグニート)は、オーダーメイドの装置のため厚みが薄くなっており、咀嚼障害が軽減されています。

カリエスになりにくい

表側矯正によるカリエス・リスクに比べて、リンガルブラケット矯正装置(インコグニート)では約1/5のリスクになります。裏側は舌のおかげで唾液の循環がよく歯垢がたまりにくいのです。

金属アレルギーが起こりにくい

貴金属製のためアレルギーが起こりにくくなっています。

歯のコントロール性に優れている

歯面からスロットの距離が離れる程、歯のコントロールが難しくなります。リンガルブラケット矯正装置(インコグニート)はオーダーメイドによりこの距離を最小限にし、コントロール性を高めています。

弓なりに歯列が歪む現象が起こりにくい

剛性の弱いワイヤーで前歯を後方へ引っ張ると、歯列が弓なりに歪むボウイング・イフェクトと呼ばれる良くない現象が起こります。特に、裏側矯正での問題点と指摘されてきました。リンガルブラケット矯正装置(インコグニート)では、通常の矯正用ワイヤーと比べて1.8倍の剛性を持つワイヤーを使用することにより、ボウイング・イフェクトが起こりにくいのです。

前歯が内側に倒れ込みにくい

上述のボウイング・イフェクトが起こると前歯は内側に倒れ込んでしまい、見かけが悪くなるだけでなく、機能的にも問題が生じます。リンガルブラケット矯正装置(インコグニート)ではボウイング・イフェクトが起こりにくいため、前歯の倒れ込みを防止します。また、スロットの誤差が10μmと極めて小さく、ワイヤーのコントロールがよく効くため、倒れ込みを更に防いでいます。

× リンガルブラケット矯正装置(インコグニート)のデメリット

  • ・表側矯正に比べると、舌感が悪く、発音障害・咀嚼障害が起こりやすいです。また、治療の期間もかかります。これらは、裏側矯正共通のデメリットです。しかし、上述したように、従来の裏側矯正と比べて、欠点は大幅に改善されましたので、人によってはデメリットとならないかもしれません。
  • ・オーダーメイドによりドイツで製作されているため、納品されるまでに5、6週間もの期間がかかります。また、装置が脱離紛失した場合、再製もドイツで行われるために時間がかかります。
  • ・完全オーダーメイドの矯正装置のため高価になります。詳しくはコチラをごらんください。

* 完成物薬機法対象外の矯正歯科装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。

トップへ