お知らせ

2017.05.05貴方は花粉症大丈夫ですか?

スギ、ヒノキ、ブタクサなど、ほぼ一年中花粉が飛び、それに伴い鼻水や眼の痒みなどで苦労されている方も多いと思います。

原因植物の飛散時期カレンダー

日本新薬のHPからの引用

私はと言うと、全ての花粉に反応し、特にヒノキ花粉への反応が酷いです。だから、4月・5月は最も嫌な季節でもあります。折角暖かくなって、あちこち出歩きたいのに出来ないというもどかしさがあります。

鼻水と眼の痒みが最も多い症状かと思います。実は私の場合、それに加えて、花粉症皮膚炎下痢など、身体中に問題が起こります。

さて、歯列(不正咬合)への影響はどうでしょうか?まさか関係ないでしょうと思っている貴方、それは大間違いです。

花粉症の患者さんは、いつも口がポカンと開いて、口呼吸になってしまいます(鼻呼吸が人間本来の呼吸です!!!)。そうすると、舌は下の方に位置し、かつ、前方位になってしまいます。そうすると、出っ歯や、開咬、受け口といった、不正咬合を呈するようになります。

口呼吸が原因となった不正咬合の方は、非常に多いです。原因が口呼吸にあるのですから、治療しても後戻りしてしまいますし、治すのも非常に大変です。このように、環境的な要因(後天的な原因)で不正咬合になっている人がほとんんどです。

鼻閉から口呼吸になると、集中力にも影響が出ることが、動物実験でも確かめられています。歯並びだけでなく、学力まで影響を与えているとなると親御さんの責任は重大です。また、いったん口呼吸になると、自然に鼻呼吸に戻ることはほぼありません。

口を閉じて鼻呼吸に変えてあげることが、いかに子供さんの幸せに繋がるか、ご理解頂けたのではないでしょうか?当院では、マイオブレースという器具を使って、鼻呼吸に変えるためのトレーニングを行っています。興味がある方は、MRCシステムの説明をご覧下さい。

関連ページ:1-13 耳鼻咽喉科と歯並びの関係(耳鼻咽喉科との連携治療)

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